赤ずきんの世界へ
2018年 06月 06日
当初空の羊で企画をと考えていましたが
違う形で本企画(6月28日日まで)を開催することになり
その会期の間に空の羊が童話の王道
赤ずきん&不思議の国のアリス、ブレーメン
そしてマザーグースについての事を
本やコレクション通して紹介する事にしました。
先ずは「赤ずきん」ちゃんから
最近手元にある赤ずきん本を読んでたら
ルーツを調べたくなりそれについて書かれてる
本を何気に読み始めました。
昔話しの「赤ずきん」はシャルル.ペローによって
「ガチョウおばさんのお話し」という副題で有名な昔話(1967)で始めて文字化されたとのこと。
2005年に東京板橋区立美術館へ訪問し
ドイツ🇩🇪のトロースドルフ絵本美術館の
赤ずきんの絵本原画コレクションを
観て来た時に購入した図録集
「赤ずきんと名作絵本の原画たち」
当時初めていく美術館への
道のりや風景が鮮明に思い出してきました
赤ずきんのルーツも簡略されて書かれており
少しばかりですが歴史を知る事が出来ました。
会場で観た原画はたくさんありすぎて
図録見て薄っすらですが記憶が戻る感じに
久しぶりに開くと素晴らしい作品があった
事に胸高まりました✨
赤ずきんに恋した気分でした
この図録集がきっかけで
所有本も改めて読み直す事に
本文はどこの出版社も大きな違いはないのですが
絵の雰囲気でそれぞれ違う赤ずきんに見えるのです
岩波書店の赤ずきんの絵を描いた
バーナディット.ワッツはイギリス出身
イギリスの自然豊かな農村地域で生まれ育った彼女のモットーは自然と共に生きること
その暮らしを想像させるような森、家、服装
家具と本に描かれてるような気がしました。
ほるぷ出版の赤ずきんの絵は
ポール.ガルトン
14歳の時ブタペストからアメリカに渡り
出版社で働いていた時に絵本の世界へはいった
がルドンは自然を愛し生活の絵本を題材に
たくさんの絵本を出版
彼の絵の魅力は赤ずきんを通して初めて知りました。
富山房から発行されてる「グリムあかずきん」
オーストリア出身のリスベート.ツヴェルガー
が描かれたイラストは繊細かつリアルさのある絵
赤ずきんが使う籠や暮らしの道具など
イラストレーターをされてる彼女だからこそ
表現できる演出力✨
ストーリーだけでなく絵の描写もしっかり
観て頂きたい大人の絵本として
お勧めしたい一冊ですね
1983年にアメリカで発行された赤ずきんのしかけ絵本
文字はオランダ語?のようです
以前知人から「この本はあなたが持つべき本」
と受け継いだもの
仕掛け絵本は世界観を立体で
表現してくれ物語の中に入り込めた気持ちになる
ところが子どもの時から大好きでした
大切に保管したい一冊です。
フランス語で語るテープ「赤ずきん」
フランス語の学習テープだとは思います。
中に小さな本も入っており想像膨らませながら
視聴楽しめるんですよ♬
アナログの世界は時には良いかも
こちらは兵庫県在住SERA DOLLさんの赤ずきん
約20年前に型がつくられた赤ずきんドール
近い将来廃盤になる可能性高い作品です。
旧作では他白雪姫、ピノキオ、三びきのこぶた、
不思議の国のアリス、三びきのくまもあるんですよ
全てお持ちの方は貴重かもしれませんね
お気に入りの一枚
ドイツ🇩🇪製の赤ずきん柄の器
最近はこの器でパンケーキやクッキー
乗せたりしておやつタイム楽しんでます♩
赤ずきんの本を読み聞かせ
あらら、、いつの間にか寝てしまったハンプ
お休みなさーい💤
by soranohituzi
| 2018-06-06 00:00
| 絵本.童話